【登壇実績】東京都内中学校にてキャリア教育「校内ハローワーク」の外部講師を務めました!

2024年2月5日、東京都荒川区内の某中学校にてキャリア教育の一環である「校内ハローワーク」の外部講師を弊社社員が務めました。

 

荒川区では、すべての中学校でキャリア教育「勤労留学」を実施しています。勤労留学とは5日間にわたるキャリア教育のことです。各業界で働く社会人による講話を聴いて仕事の内容やその職業に就くために必要な資格、働くことのやりがいなどを学んだり、実際に職場を訪れて職場体験を行ったりします。

 

勤労留学の1日目は校内ハローワークが行われ、計8人の外部講師の中から自分が気になる業界や職種の講師を3人選び、講話を聴くという時間です。メディア、広告代理店、IT、建設、旅行、金融、研究などさまざまな業界で働く社会人がそれぞれの仕事を紹介しました。弊社は広告代理店として登壇しました。


 

弊社の原口は、「少し先の人生を歩く30歳の私が、中学生の皆さんに伝えたい仕事選びのヒント」というテーマでお話をさせていただきました。広告代理店の仕事を伝えるだけでなく、「自分の特性を活かした仕事選びのコツ」「自分の特性の見つけ方」なども合わせてお伝えしました。

 

校内ハローワークでは、30分の講話を3回行いました。各回30名ほどの生徒さんが「広告代理店」という仕事に興味を持ち、教室に集まってくれました。なるべく一方的な話にならないように「広告代理店ってどんなお仕事だと思いますか?」「あらゆる業界がある中で、広告代理店の話を聴きたいと思ったのはなぜですか?」「他の回では、どんな業界のお話を聴いてきましたか?」などのように、生徒さんたちと対話をすることで質問しやすい雰囲気づくりに努めました。

 

「次世代の子どもたちには、一般的に高いと評価される学歴や職歴に捉われず、自分の好きなことや得意なことを仕事にできるような進路選択をしてほしい」という思いのもと、講話の中で、自身も才能探しや仕事選びで大変参考になった八木仁平さん著書の『世界一やさしい「才能」の見つけ方』を紹介しました。この本で言われている「才能」とは、自分がついやってしまうことです。それを仕事にすることが自分のためにも人のためにもなるということが中学生の皆さんに伝わっていたら幸いです。

 

講話ではどの回も、想像を超える質疑が飛び交いました。例えばこんなこと。「広告代理店で働くために役立つ教科はありますか?」「広告代理店で働く人は、どんな人が向いていると思いますか?」「働く上で、大事にしていることは何ですか?」「これまで暮らしてきた場所で一番思い出深い場所はどこですか?」「学生時代にやってきた活動で、どうやって企業に営業やプレゼンの機会を得てきましたか?」「何事にも失敗がつきものだと思いますが、仕事上では、失敗することを前提で仕事しますか?それとも、確実に失敗しないことを選んで仕事をしますか?」「一つの案件で、いくらぐらいのお金が動きますか?」「一つの案件に、どのくらいの時間がかかりますか?」「あらゆるメディアで広告を展開する場合、広告のデザインを統一させるためのコツはありますか?」「これからどんなお仕事していきたいですか?」などなど。振り返ると、たくさんの質問をいただきました。また、それらの質問を受けて、回答するのに時間をかけたり、「果たして答えになっていたのかな?」と自信を持てずに心残りがあったりするものもあります。それは、想像以上に学生さんたちの感性が豊かで、質問の内容に鋭さを感じたからです。それと同時に、学生の皆さんから次の時代をつくっていく子どもたちに頼もしさを感じました。

 

今回の経験は、大きな財産となり、自らの人生を振り返るきっかけになりました。また、子どもたちに負けないように悔いのない人生を自分の足で歩んでいきたいと鼓舞されました。

 

このような貴重な機会を提供してくださった、すべての方に感謝申し上げます。

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